'06農民連全国研究交流集会暉峻氏が記念講演 魅力がいっぱい、ぜひ参加を
自然あふれる猪苗代(福島)で 6月27〜28日農民連は六月二十七〜二十八日、福島県猪苗代町で研究交流集会を開きます。憲法改悪に向けた動きや農業「構造改革」、WTOなど悪政目白押しといった政治状況のなかでこれとどうたたかうか、各地のとりくみを交流し、確信を深めることが目的ですが、これに加えて今年の集会はさまざまな魅力があります。第一は、「農林水産九条の会」呼びかけ人の一人、暉峻(てるおか)衆三さん(前農業・農協問題研究所理事長)の記念講演です。今年八十二歳になる暉峻さんは、終戦時、二十一歳。原爆を投下された直後の広島に行き、惨状を目の当たりにしました。兵役に追われ、食べるものに事欠く青春時代を過ごし、農業を研究対象に選んだ暉峻さん。自らの体験をふまえて、憲法と日本農業を守り、食料自給率の向上をめざす課題について話してもらう予定です。 第二の魅力は、数年ぶりの地方開催となった今年の集会の会場となる福島・会津地方の自然や文化、そして料理です。磐梯山ろくの豊かな自然に抱かれ、周辺には見どころがいっぱい。会場の「ヴィラ・イナワシロ」は料理にこだわっており、インターネットで食材の産地の紹介もおこなっています。 農民連の“とも育ち”の場となってきた研究交流集会は元気になること請け合い。ふるって参加しましょう。
農民連全国研究交流集会の日程◇日時 6月27日午後1時30分〜6月28日正午◇場所 福島県猪苗代町「ヴィラ・イナワシロ」Tel0242(62)4111 ◇参加費 12000円(宿泊・懇親会費、資料代込み) ◇記念講演 暉峻衆三さん(前農業・農協問題研究所理事長) ◇申し込みは、各都道府県連へ
牧場で「見て触って楽しんだ」千葉・新婦人親子千葉県八街市の新婦人親子リズムのメンバーとその仲間の九組の親子が、同市にある千葉北部酪農農業協同組合(千葉県農民連の賛助団体)の石渡牧場へ見学に行き、ほ乳やエサやりを体験。子どもたちは、普段見慣れない牛に泣き出したり、一生懸命エサを与えたり、いろんな表情を見せてくれました。昼食には、その日の朝搾った牛乳をごちそうに。酪農家の石渡敬一さんは、「消費者が生産の現場を知る機会をこれからも増やしたい」と、言葉をかけてくれました。 (千葉県農民連 小島朋子)
(新聞「農民」2006.6.12付)
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[2006年6月]
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