消費者・米屋さんと交流会楽しく田植え元気もらった茨城県南筑波有機米研究会
農と食の大切さ伝えたい茨城県南筑波有機米研究会は五月十四日、毎年恒例の、消費者や米屋さんとの田植え交流会を開催。当日の朝は小雨が降っていましたが、田んぼに入るころにはすっかり上がり、東京から来た四十人ほどの参加者は、植え方を教えてもらいながら生産者と一緒にていねいに苗を植えました。「田んぼは最初冷たかったけど、ヌルヌルして楽しい」と、初めての土の感触をうれしそうに話をしてくれた小学生も、アマガエルを見つけて大騒ぎ。都会では味わえない貴重な体験です(写真〈写真はありません〉)。 田植えが終わった後は交流会。生産者が持ち寄ったご飯や赤飯、野菜の天ぷらや地鶏の卵焼き、佃煮や漬物など食べきれないほどの食事に、田植えの疲れも忘れ、懐かしい田舎料理を堪能しました。 子ども二人を連れて参加した都内の白鳥米店さんは、「去年、田植えに参加して、自分や孫が田植えしている写真を米袋に張って販売しています。私たちも農と食の大切さを宣伝していきたい」と。また、「産直があるからがんばれる。すばらしい交流会で元気をもらいました」とは、新婦人の産直担当者の声。秋の稲刈り交流会での再会を約束して散会しました。 (茨城県南農民組合 山口徹)
五ツ星米マイスター原口米穀店を訪問お米マイスターってご存知ですか?「お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性、ブレンド特性、炊飯特性)を見極めることができ、その米の特長を最大限活かした商品づくりを行い、その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者」ということです。福岡・みのう農民組合米対策部は五人で、「五ッ星米マイスター」(九州にたった十一人)の原口米穀店(北九州市門司区)に行ってきました。(写真〈写真はありません〉) 原口さんとは、昨年、農民連が主催した「お米屋さんとの交流会(大阪)」に古賀一雄副部長が参加して、お付き合いが始まりました。そして、「全国ブレンド技能グランプリ」に原口さんのお米がノミネートされたときに使用されたお米が、みのう農民組合のヒノヒカリでした。 原口さんは、お客さんの「粘りがあるほうがいい」といった要望に応えてブレンドをして、独自のお米を販売しています。米対策部の中村清人部長は、「保管管理がよく行き届いており、プロ意識が高いと感じた。みのうのお米も品質向上が望まれる。大いに勉強になりました」と語っていました。 原口さん夫妻は、終始穏やかにていねいに説明してくれ、本当に行ってよかったです。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2006.6.5付)
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[2006年6月]
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