輸入再開急ぎすぎた!!都内で意見交換会
消費者の拒否感鮮明に農水・厚労両省による「アメリカ産牛肉輸入問題に関する意見交換会」が四月二十一日、都内で開かれました(写真〈写真はありません〉)。全国十会場で開かれたもの。約三百人が参加し、「輸入再開を急ぎすぎたという反省はないのか」「アメリカの条件順守を政府としてどう担保していくつもりか」といった、政府の対応を厳しく問う声が相次ぎました。農水省の中川坦消費・安全局長は、アメリカ産牛肉の輸入再々開について、「これから条件を協議していく。一連のステップが必要」と明言を避けつつ、「昨年十二月の再開は急ぎ過ぎたとは思っていない」と述べました。 日本消費者連盟の山浦康明さんは「アメリカが輸入条件を守ればいいといった安易な対応ではダメ。食品安全委員会での再評価が必要」と指摘。また、外食業者や輸入企業が早期の再開を求めたのに対して、「日本は、消費者も業者も食の安全に強い関心を持っていることを示すべきだ」と、たしなめる発言もあり、アメリカ産牛肉に対する消費者の強い拒否感が鮮明になりました。
絵手紙と俳句とオペラと花見の会みのう農民組合・新婦人支部福岡・みのう農民組合は、新婦人久留米支部と浮羽支部の合同で、「平和が一番〜花見の会」を行いました。「道の駅うきは」に集合した四十人は、梨や桃の花を堪能。満開の梨の花を見るのは初めての人ばかりで、「わ〜、きれい」「サクラみたい」と、歓声が上がっていました。花の香りがプンプンするなかでお弁当を広げ、絵手紙を描いたり俳句を詠んだり思い思いに時間を過ごしました。 その後、みのう農民組合・佐々木書記長の督文館で交流会。日本国憲法の朗読に始まり、メーンはオペラ鑑賞。久留米市在住のソプラノ歌手井上佳奈子さんがプッチーニのアリアを豊かに歌い上げ、みんなうっとり(写真〈写真はありません〉)。最後は、全員で合唱。久々に心豊かになる企画で、「またやりたいね」という声が上がっていました。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2006.5.15付)
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[2006年5月]
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