「農民」記事データベース20060501-730-11

旬の味


 桜前線北上中にもかかわらず、朝起きると外は銀世界。一瞬戸惑いを感じる。まして冬期並みの大雪には「春」という季節感を失う。数日後に開催される「酪農交流会」の準備などに追われながら、天気予報が気になる▼この交流会は毎月一回行われていて、夫婦で毎回参加している。時には「男のロマン・女の不満」やら、周りを巻き込みながら農民としての生き方を模索し、十数年の月日が流れた▼毎月届けられる通信は、前回の交流会で出された発言が何枚もつづられており、事務局の苦労も計り知れない。いつも感謝している。この通信はいろんな人が読んでいて、さまざまな影響を与えている。一度も交流会に参加していない方にも、きっとこの場の空気を共有してもらえると思う▼四月は、交流会の一年のまとめとして開かれる。子育て真っ最中の新規就農した方のお話や手づくりの昼食、参加者全員のひと言発言…▼短い時間だが、これからの農業について大いに語り合い、交流を深められたらと願っている。

(江)

(新聞「農民」2006.5.1付)
ライン

2006年5月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-22249

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2006, 農民運動全国連合会