アイガモ農法の田と
米の集荷・販売会社を見学
千葉県連青年部総会
千葉県連青年部は三月二十四〜二十五日、茨城県で、第十三回総会と視察・学習交流会を開きました。一日目は、河内町の直販センター「ふるさとかわち」を視察し、北茨城市で総会を開催。二日目は同市の鈴木孝夫さんの田んぼなどを見学。茨城県連青年部と農業研修生も参加しました。
「ふるさとかわち」は町も支援する第三セクターの米の集荷・販売会社。独自に開発した有機質を多く含むたい肥「かわちエース」の使用や自社内での精米と米検査、生産履歴の表示徹底などで安全性を消費者に訴えています。栽培責任者を務める茨城・県南農民組合の小更〓(※)史さんは、青年たちの質問に丁寧に答えていました。
二日目の鈴木さんは、アイガモ農法の米作りと平飼い養鶏を経営。参加者は、「もみ殻炭焼き機」など、鈴木さんの手作りの農機具に興味津々。レンゲ畑やアイガモの話など紹介する鈴木さんの話に聞き入っていました。
総会で、「昨年は、農業体験の参加者が倍増するなど交流が広がった」と一年間を総括する竹尾謙一部長。「産直センターに勤める青年たちにも声をかけ、今年も部員の拡大を目指そう」と呼びかけました。
※〓は、「まだれ」+孝。
(新聞「農民」2006.4.17付)
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