東南・東アジア地域農業の現状と運動=韓 国=今年のビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議に韓国、インドネシア、タイ、東ティモール、フィリピン、ベトナム、マレーシアの七カ国から農民運動組織の指導者が来日します。このシリーズでは、昨年のWTO香港行動で発行されたビア・カンペシーナの小冊子「東南・東アジアにおけるWTOの影響」から、各国の農民の状況と運動を紹介します。
輸入もの流入で危機的状況
一九九三年のウルグアイ・ラウンドの合意と九五年のWTO発足以降、韓国政府は、市場開放路線を突き進んできました。食料自給率は減少を続け、〇四年には二五・三%。米を除くとわずか三%という低さ。農民は危機的な状態に追い込まれています。 |
[2006年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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