農のこころ丸山美沙夫
豆を煮る匂ひ二階へ味噌仕込む 河内 悦子 俳誌『脈』から。最近は味噌を作る家庭は少なくなったが、今もそれを大事に自家用味噌を作る人たちがいる。外国からの輸入大豆に押されて、どの農家でも栽培された大豆が激減してしまった。隣り近所の農家などが共同して、順番にその家の味噌仕込みまで作業を行う。女性たちの明るい笑いもそこに集まる。
(新聞「農民」2006.4.3付)
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[2006年4月]
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