イラク戦争から3年 3・19中央集会自衛隊は全面撤退を
アメリカ・イギリスが始めたイラク戦争から三年を迎えた三月十九日、全国で「イラクに平和を」「自衛隊はイラクから撤退せよ」のアピール集会やパレードが取り組まれました。 東京・日比谷野外音楽堂では三千人が集まり、「米軍基地の強化・恒久化の押し付け反対」「憲法改悪を狙う国民投票法案反対」などを掲げ、「中央集会」が開かれました。 韓国における米軍の再編とねらいを報告した韓国・平和ネットワークの李俊揆(イ・ジュンキ)さん、山口県岩国市の住民投票で勝利した「艦載機受け入れ反対に○をする会」の事務局長・登尾敏明さんが登壇すると、大きな拍手(写真〈写真はありません〉)。登尾さんは農民連の会員でもあります。沖縄・名護の「やんばる統一連」の渡具知敦子さんが辺野古のたたかいについて、また神奈川・横須賀や東京・練馬から報告されました。 登尾さんは、「ボイコットを呼びかける妨害もあったが、『投票に行かないと全国の笑いものになる』『自分の住む町のことだから、自分たちで考え行動しよう』と市民の思いが高まった」と、熱いたたかいを生々しく述べ、参加者を感動させました。 集会では、「憲法改悪を阻止して、平和な日本を築きましょう」と決議をあげ、銀座を元気にパレードして訴えました。
座間でも集会米陸軍第一軍団司令部の移転が計画されている神奈川県座間市でも、「イラク戦争反対、新司令部来るな! 米軍基地強化反対3・19座間集会」が開かれ、市民ら三百五十人が参加しました。「キャンプ座間への米軍司令部の移転に反対する座間連絡会」の鴨居洋子会長が主催者あいさつ。基地反対が九割を占めた岩国の住民投票にふれ、平和を求める声を全国に広げようと呼びかけました。「キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移転に反対する座間・相模原・周辺市民連絡会」の菅沼幹夫事務局長は「全国のたたかいに連帯すれば必ず勝利できる」と激励。集会後、キャンプ座間めざしてピースウオークを決行し、「基地の強化・恒久化反対」の声を響かせました。
(新聞「農民」2006.4.3付)
|
[2006年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-22249
Copyright(c)1998-2006, 農民運動全国連合会