ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域
今年の会議 日本で開催
都内で国際フォーラム、農民連と交流も
5月21日〜27日
「アジアの農民の力を結集しよう」「農業と食料からWTOを追い出そう」――。今年のビア・カンペシーナ東南・東アジア地域会議の開催地に選ばれたのは、なんと日本。五月二十一〜二十七日、アジアの農民運動指導者が来日します。
会議の主な目的は、農民連との交流のほかに、地域・国際レベルの活動計画、情報交換と交流、国際行動への参加計画など。地域間の連帯、国際的な運動を推進するため、一年の運動の方向を定める重要な会議です。
昨年の香港行動で大きな存在感を発揮したアジアのビア・カンペシーナ各加盟組織。日本の百人をはじめ、韓国千人、タイとインドネシアの百人という大集団で香港の道に「ダウン・ダウン・WTO」の声を響かせました。今回来日するのは、この三カ国に加え東ティモール、フィリピン、ベトナム、マレーシアの七カ国、九組織の約二十人の友人たち。
代表団は、二十二〜二十四日、埼玉県秩父地方で農場視察と内部会議に参加。二十六日に都内で開かれる国際フォーラムで各国の運動と農業事情を紹介します。このほかに農民連指導部との会議、食品分析センターと千葉県の産直組織の訪問、代々木公園で開かれる「5・27国民大行動」への参加も予定されています。
(新聞「農民」2006.4.3付)
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