福岡・うきは市
立派な寒グロ
「一集落一品運動」すすめる
上五島住民の会から届く
関連/今年初の作業はジャガイモ植え埼玉
食卓を彩る楽しい旬もの
ご覧ください。この立派な寒グロ(写真〈写真はありません〉)。四十センチもあります。これは、長崎県新上五島町の「うまかもん倶楽部」から宅急便で二月末に送られてきたものです。
清澄な海を一番の財産とするこの島に、高レベル放射性廃棄物処分場を誘致しようという動きがあり、それに反対する「上五島住民の会」が結成されました。この「会」は、「一集落一品運動」で伝統の味をしっかり残し、集落の人に元気になってもらうことから始めよう、というのが趣旨。入会金は三千円で、あとは毎月旬のものをお任せで送ってくれます。
鮮魚以外に加工品もありますが、地元の逸品が必ず入るそうです。入会したら、さっそく入会お礼に送ってきたのがこの寒グロ。湯通しした刺し身はあまく、あらでつくったおみそ汁は味がとても濃く、「おいしいね」「旬のものが定期的に届くなんて、楽しみだね」と、食卓が一気ににぎやかになりました。
「会」では、二百人の会員を目標にしています。よろしかったらみなさんもご協力ください。
お問い合わせは、Tel・Fax 0959(54)1150(歌野敬)まで。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
「春日部楽農倶楽部」
埼玉・春日部楽農倶楽部は三月二日、春日部市内牧の畑に、ハクシャク、キタアカリ、キタニシミの三種類のジャガイモを植えました。
ことし最初の取り組みで、四人が参加し、畝(うね)をつくった後に、ジャガイモを植えていく作業(写真〈写真はありません〉)。前日の雨がやみ、二時間ほどで無事に植え終わりました。ジャガイモの種や肥料の購入、畑の耕起など、楽農倶楽部会長の高橋晃さんの家族ぐるみの協力を得ています。
二年目に向けて春日部楽農倶楽部のものづくりが順調にスタート。六月の収穫が楽しみです。
(春日部楽農倶楽部 西村正昭)
(新聞「農民」2006.3.20付)
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