農のこころ丸山美沙夫
果樹園の根開きあをし雪解風 八巻 玲子 俳誌『阿以(あい)』から。雪の多い地方でも春めくと、樹木のまわりから輪状に雪消えが広がっていく。これを「根開き」という。果樹の芽もふくらみはじめ樹液の活動が活発になるからだ。地面にはもう草の芽も日一日と青さを増していく。果樹は雪折れの被害はなかっただろうか。忙しくなるが待っていた春である。
(新聞「農民」2006.3.20付)
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[2006年3月]
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