春のグリーンウエーブ始まる 食健連5月27日まで 学習・対話など旺盛に
WTO、BSE、品目横断的対策など…地域要求とあわせ世論もり上げへ政府交渉や署名・パレード中央行動全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は、「春のグリーンウエーブ」(「食糧の波」=食糧と健康を守る全国統一行動)を三月から五月二十七日まで実施します。WTOは、四月末までに新たな貿易自由化ルールの大枠合意をめざしています。アメリカ産牛肉の問題では、アメリカが自国のずさんな対策をたなに上げて、輸入再開圧力を強めています。また、国内では、「品目横断的経営安定対策」の二〇〇七年からの実施に向け、農家選別政策が具体化されるなか、国民の食料・いのちと健康の問題で大きな世論と運動が求められています。 こうした下で、春のグリーンウエーブは、各地域から食料自給率向上署名やBSE問題・品目横断的経営安定対策の学習会、「BSE」ビデオやブックレットの普及などに取り組むとともに、自治体への働きかけや要請を行います。 事務局は、自治体・地域から宣伝と学習、対話活動を広げ、国民世論を背景にして政府・国会に意見を上げていく活動と、地産地消・学校給食の充実など、地域住民の要求とをセットにして、旺盛に取り組むことを呼びかけています。さらに、農民連が呼びかけている「守れ憲法・九条苗リレーキャラバン」についても、協力・共同して取り組めるよう確認しました。 中央行動として、三月の早い時期にBSE問題での政府交渉をはじめ、四月には署名やパレードなどの宣伝行動を行う予定です。最終日の五月二十七日には、東京・代々木公園での国民大集会に合流します。
(新聞「農民」2006.3.6付)
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[2006年3月]
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