農のこころ丸山美沙夫
凍田にも土の温もり青菜引く 森 桂花 俳誌『群蜂』から。稲作の後、冬から春へ田んぼを生かして野菜づくりをしているのだろう。雪のない地方でも寒波に見舞われる。地面の氷りつくような日々もある。その中での野菜づくりである。春の日差しを受けてたしかな土の温もりを感じとれるのは、農に生きる者の敏感さともいえる。詩感表現が見事に。
(新聞「農民」2006.2.20付)
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[2006年2月]
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