「農民」記事データベース20060213-719-10

UME COOKING

産地発 梅クッキング

梅料理研究会


 梅の調味料「梅びしお」は、作り置きしておくととても便利です。一キロの梅干しから約六百グラム作れ、半年から一年は日持ちします。

 以下の手順で「梅びしお」をつくります。梅干しを六〜八時間水につけて塩抜きして水けをきり、裏ごしをします。なべに入れて弱火にかけ、砂糖(裏ごしした梅の三〇%程度の量)を二回に分けていれ、ゆっくり混ぜながら約二十分練り、ジャム状になったらみりんを大さじ一〜二杯加えて、照りが出てきたらできあがり。

 今回は、梅料理研究会が作成したレシピからこの「梅びしお」を使った「梅ずし」を紹介します。

 「梅びしお」の酸味があるので、すし飯ではなく普通のごはんで巻きます。すし飯を使ってもいいですが、その場合には、「梅びしお」の量を控えるようにしましょう。


梅ずし
 【材料】
 ごはん1合、梅びしお(または梅肉とみりん)大さじ2杯強、キュウリ1本、焼きノリ2枚半。※お好みで、たくあんやたまご焼きなどの具を加えてもよく合います。
 【つくり方】
 (1)ご飯を冷ましておく。焼きノリは1枚を半分に切る。キュウリは半分に切ってから縦に棒状に切る。
 (2)巻きすきの上に焼きノリを置き、その上にごはんを平らにのばす。
 (3)梅びしお、キュウリなどの具をのせて巻き、少し置いてなじませてから、食べやすい大きさに切る。

(新聞「農民」2006.2.13付)
ライン

2006年2月

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