「農民」記事データベース20060130-717-13

WTO香港行動に参加して

農業 市川和子さん

関連/阪神淡路大震災11周年追悼集会


ドラマ、それはたくさんの出会い

 香港ではいくつもドラマがありました。それはたくさんの出会いです。

 メイメイさんとホイニーさんは香港の二十歳の学生さん。十七日の夕方、私たち日本の参加者に温かいケーキをたくさん差し入れてくれました。聞けば、私たちの行動を「テレビで見て、涙を流した」とのこと。「とても感動して、温かい気持ちになった」と話していました。

 彼女たちは翌日も来て、デモ出発までの間、折り紙しながらおしゃべりしたり、楽しく行進したり。帰る日の朝も空港に来てくれて、せん別のお菓子やメッセージカードをもらい、涙が出るほどうれしい出会いでした。

 農村女性の交流テントでは、インドネシアやタイ、フィリピンの女性たちと交流しました。日本の農家もたいへんだけど、土地を持たない彼女たちはもっとたいへんです。飢餓や貧困をなくすためにも、WTOを農業・食糧から追い出すことがどうしても必要です。

 また、通訳ボランティアにたいへんお世話になりながら、彼女たちに侵略戦争への謝罪の気持ちも伝えることができました。こういう言葉を交わせて本当によかったと思います。そして、こうした交流がいつまでも続くように、私たちは憲法九条をしっかり守っていかなければと思いました。


阪神淡路大震災11周年追悼集会

“豚汁食べると思い出す”
農民連が今年も炊き出し

 阪神淡路大震災から十一周年となる一月十七日、神戸市中央区諏訪山公園(ビーナスブリッジ)で、午前五時半から早朝追悼集会が行われ二百三十人が参加しました。農民連は、参加者に豚汁をふるまうために午前三時半から準備し炊き出しを行いました。

 集会は、復興県民会議世話人で兵庫労連議長の津川知久さんのあいさつで始まり、地震の起こった午前五時四十六分に、松平晃さんのトランペットが演奏され、参加者全員で黙祷(とう)。その後、読経の流れるなか、農民連が用意した花を参加者が一本一本手に持ち献花を行いました。

 集会終了後、それぞれに豚汁に舌鼓を打った参加者は、「震災の時、炊き出しで食べた豚汁を思い出すね」と語っていました。

(兵庫農民連 上野信行)

(新聞「農民」2006.1.30付)
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2006年1月

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