農のこころ丸山美沙夫
庵まで畝を正して冬菜畑 平澤 徹 俳誌『白炎』から。この「庵(いおり)」は、農事用の仮小屋であろう。自宅から離れた畑隅に、常時的に使う小農具、肥料や資材などが置かれている。野は冬枯の時節だが、丹精こめた冬野菜の緑がとても新鮮に見える。「畝を正して」に、野菜づくりの引き締まった思いが詠まれ、露地栽培の景がよく出ている。
(新聞「農民」2006.1.30付)
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[2006年1月]
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