読者からのお便り
改憲反対の運動に身を置きたい奈良県 阿波角整治あけましておめでとうございます。私は1945年3月13日夜の大阪大空襲で5歳の命を落とすところでした。昨年はその60周年でしたので、“戦争反対” “平和の想い”の強い1年でもありました。自民党をはじめとする憲法改悪を企図する勢力の動きの強い1年でありました。一方「九条の会」の進展に見られるように、国内外における“平和を求める運動” “憲法改悪を許さない運動”が発展した1年でもありました。 今年は、この相反する「悪」「正義」のいっそうのせめぎ合いの1年になると思います。こんななかで憲法改悪を許さないために、小さな砂粒の一つであってもいいから、その運動の中に身を置きたいと思います。 私たちが体験したようなひどい目に、今もイラクをはじめ多くの国の子どもたちがあっているようなことのないように。そして農民の皆さんが国民の食糧を安心して生産できる日本にするために―一粒の力になってみたいと思います。 (奈良市)
「食べることは生きること」考えて岩手 千葉 禎子あけましておめでとうございます。30年近く働いた仕事をやめるとき、同僚たちが激励会兼送別会をやってくれました。「記念品は?」と聞かれ、鍋を申し出ました。障害をもつ娘の通院、子育て、私自身の単身赴任…と生活は時間に追われっぱなし。情けないことですが、手を抜くことができるのは、単純な料理で切り抜ける方法のみ。 退職したら、家族の健康のため、食生活に神経を払おうと決心。そんなとき、新聞「農民」に出合いました。農業に無知な私には、本当に目を見張る記事が満載。反省したり、感謝したり、納得したり、賛同したり、そして政府の農業政策に怒ったりの毎日に鍋活躍中。 食べることは生きること。生きるってことは希望をもつこと!―消費者である私と生産者である農民連さんとの付き合い方はこれが根本。私は日本の農業を守る運動に参加したいと考えています。 (一関市)
必要以上の農協合併とても怖い秋田県 今野 宣子先日の新聞「農民」に「郵政民営化につづき今度は農協も」というのがありました。合併5年目にして、地元の出張所も廃止となり、不便を余儀なくされております。退職者が出ても、補充になんの教育もうけない臨時職員がゾロゾロ。必要以上の農協合併は、どこまで進むの? 「民営化」につながりかねない勢いが怖い。(大仙市)
(新聞「農民」2006.1.16付)
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[2006年1月]
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