農のこころ丸山美沙夫
新年の田面男と温め合う 角田 重明 俳誌『道標』から。東北地方の田畑は、雪に被われて新年を迎えている。きびしい冬の季節、稲作農家のきびしい現実とも相通ずるものがある。作者は新年の雪に輝く美しい田面を眺めながら、正月のお酒を味わっているのかも知れない。「温め合う」と詠まれている中に、冬から春へ立ち向う農の意気込みも感じる。
(新聞「農民」2006.1.16付)
|
[2006年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-22249
Copyright(c)1998-2006, 農民運動全国連合会