「農民」記事データベース20060116-715-02

安全な農産物作りに支援を

自給率・米国産牛肉 署名が1時間で244筆


食健連が新春宣伝・署名

 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は一月五日、東京・新宿駅西口で今年初めて、宣伝・署名行動を行いました。(写真〈写真はありません〉

 この行動には、農民連をはじめ全労連や新婦人、全農協労連、国公労連などから約二十人が参加。新春でにぎわう駅頭で、静岡・細江のミカンを配りながら、宣伝カーから食料自給率の抜本的向上とアメリカ産牛肉の輸入再開見直し等を求める二つの署名への協力を呼びかけました。一時間で二百四十四筆の署名が寄せられました。

 農民連の笹渡義夫事務局長は、「農家はだれでも安心して生産し、安全な農産物を消費者に届けたいとがんばっている。今年は、その思いを応援する農政に変えていく年にしていきましょう」と、訴えました。

 ミカンを手に署名に応じた都内の男性は、「長い間の減反が、農業や農村をダメにしてしまいましたね。おおいに作ってもらわないと」。また、アメリカから最近帰国したという学生は、「安全が確認されないのに輸入するなんて、おかしいですよ。マンションの偽装事件と一緒じゃないですか」と、署名していました。

(新聞「農民」2006.1.16付)
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2006年1月

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