この人
茨城農民連の新書記長
村田 深さん(37)
若さと勢いが県連に新風
十一月十一日に開かれた茨城農民連の第三十八回大会で、書記長のバトンを、飛田元雄さんから引き継いだ“若さとまじめさ”がみんなに好印象を与えている「青年書記長」です。
「県連の仕事についてはまったくの初心者ですから、先輩方にご指導をいただいて何とか始まっています。組合員・会員一人ひとりがいきいきと活動できる組織になるように、力を合わせていきたいと思っています」と誠実に抱負を語ります。
これまで十二年間、茨城・県南農民組合の専従としてがんばってきました。とくに税金運動における力量はすでに試されずみ。役員さんや組合員さんから熱い信頼があります。県連でも書記長になってすぐ、「今年はまたとない、税金で仲間を増やす絶好のチャンス!」と、はりきって運動を進めています。
若さと勢いを感じるのは仕事ばかりではありません。県連では昼食をみんなでそろって食べるのですが、その食べっぷりがすごい。「うまい!」「うまい!」を連発し、「豪快に飯を食う」―この言葉がこれほどぴったり当てはまる人は他にいないでしょう。「腹が減っては、戦(いくさ)はできぬ」と言いますが、まさに食と農を守る運動のリーダーにうってつけ。若さと勢いが県連に新しい風を起こしてくれると大いに期待しています。
そうそう、これも忘れてはいけません。「お嫁さん募集中」―。全国のみなさん、どうぞよろしくお付き合いください。
(茨城農民連 吉川路子)
(新聞「農民」2005.12.19付)
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