京 都八木町に農民組合誕生産直センターへの出荷もり上がり
京都府八木町で十一月二十七日、十二人の組合員が参加して八木町農民組合の結成総会が開かれました。 同町は、農民連京都産直センターがある亀岡市の隣町。近隣町村の農家が産直センターに出荷していることに刺激を受け、同町でも昨年ころから米をはじめ、京都府が重点野菜に指定している万願寺トウガラシや枝豆用の早生黒大豆「たんくろ」、ネギ、水菜などの出荷が広がり、農民組合の結成にこぎつけました。 総会では、佐々木幸夫・京都農民連会長があいさつで、農民組合の歴史やその必要性を紹介。続いて、産直センターの民谷清治事務局長が、今日までの“ものづくり”の実績や、今後の計画・展望などを説明。さらに、規約の承認や役員の選出がおこなわれました。 参加者からは、「もう年寄りでたいしたことはできないが、米や野菜を作ることなら少しずつでもやっていける」「老いてからの生きがいや」といった声が出され、産直センターへの出資金も寄せられました。 また、新聞「農民」読者が新たに六人増えるとともに、これで船井郡の全域で農民組合が結成されました。 八木町農民組合の役員は以下のとおりです。 ▼組合長=宅間正夫、▼副組合長=斎藤藤雄、▼事務局長兼会計=麻田育良 (京都農民連 佐々木幸夫)
(新聞「農民」2005.12.19付)
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[2005年12月]
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