「農民」記事データベース20051212-712-08

埼玉食健連「おひまち」
地産地消の運動さらに

ナマズの天ぷら、ほうとうに舌鼓


 今年で十四回目となる埼玉食健連(農林業と食糧・健康を守る埼玉連絡会)の収穫祭「おひまち」が十一月二十三日、さいたま市中央区で開かれ、県内各地から約六十人が参加しました。(写真〈写真はありません〉

 埼玉食健連の小菅栄市会長が「安全な学校給食をめざして、米や小麦を県内産に切り替えてきたが、十月から埼玉の中山間地農業を代表するコンニャクが新たに学校給食に採用された。地産地消の運動をさらに広げよう」とあいさつしました。

 新婦人県本部の加藤ユリ会長による乾杯の音頭の後、「天然ナマズの天ぷら」「ほうとううどん」「学校給食の香りご飯」など「おひまち」ならではのメニューが並びおいしい地酒とともに舌鼓を打ちました。

 来賓として県農林部の関根副部長がかけつけ、あいさつしました。

 「おひまち」に先立って埼玉食健連の総会も行われ(1)アメリカ産牛肉の輸入再開に反対する(2)麦、大豆交付金の存続を求めるたたかいを強める(3)学校給食の自校直営方式を守る運動に全力をあげる―などの方針を決めました。

(埼玉農民連 松本慎一)


 (注)おひまち 農村などで田植えや収穫の終わったときなどに、集落の者が集まって会食や余興をすること。

(新聞「農民」2005.12.12付)
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2005年12月

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