「農民」記事データベース20051121-709-07

言葉の力が9条守る

9条の会・詩人の輪がつどい

会アピール賛同792人に広がる


 「『九条の会』アピールに賛同する詩人の輪」が主催する「輝け九条! 詩人のつどい」が、十一月六日、東京都内で開かれました。(写真〈写真はありません〉

 二月についで二回目となった「つどい」には、首都圏をはじめ京都、大阪などから詩人や詩の愛好家など七十人が参加。伊藤真喜子さんのバイオリン、水越祐二さんのクラリネットの演奏、遠山信男さんのタップダンス、古川ひろしさんの書道展など多彩な催しに、参加者も大きな拍手でこたえました。

 リレー・トークでは、四人の詩人が発言。八木幹夫さんは、「なぜ改憲の動きが急なのか、今日は怒りを込めて参加した」と述べ、小森香子さんは、「軍国少女として戦争に手を貸した痛みが、いまも詩を書かせている。九条を守るため、これからも書き続けたい」と語りました。

 秋村宏さんや真田かずこさんが自作詩を朗読。真田さんは、「しあわせな記憶」のひとつにご飯にまつわる記憶をあげ、「家族がなごやかに食卓を囲めるように、憲法九条を守る必要がある」と語りました。最後に、参加者全員で九条を朗読。「言葉の力が九条を守る」との思いを強くしました。

 主催者から、これまでに賛同者が七百九十二人に達していることが報告されました。

(新聞「農民」2005.11.21付)
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2005年11月

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