日本は全頭検査を維持してアメリカのBSE対策は不十分
米ジャーナリスト スタウバーさん各地で講演「アメリカのBSE対策は不十分。日本は断固、牛肉輸入を拒否すべき」――アメリカのジャーナリストで「マッド・カウUSA」の著者、ジョン・スタウバーさんが九月七〜十五日に来日、大阪、京都、岩手、東京の四カ所で講演し、のべ五百人の聴衆に訴えました。スタウバーさんは、アメリカでは鶏のフンも牛のエサとして使用が認められており、そのなかに牛肉骨粉が混じってBSE感染が広がる危険性を指摘。「人間や家畜の健康よりも企業の利益を優先する」アメリカでは「ずっと以前からBSEが存在していた可能性が高い」と述べました。さらに「世界でもっともすぐれた日本のBSE対策を何としても維持してほしい」と呼びかけました。
(新聞「農民」2005.9.26付)
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[2005年9月]
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