香港WTO閣僚会議行動へ積極参加を申し込み締め切り迫る
農民連・食健連がとりくむ香港WTO閣僚会議行動への参加申し込み締め切りが迫っています。世界中の農民やNGOと熱く交流し、連帯してWTOの自由貿易主義・新自由主義にストップをかける絶好のチャンス。積極的なご参加を! 九月六日に行われたNGOとの意見交換会で、外務省の担当課長は「私見」と断りながらも「香港がカンクンのように決裂したら、WTOは立ち直れなくなる。香港閣僚会議の流会を防ぐために、交渉が難航している農業分野を香港の後の閣僚会議に先送りし、合意可能な“スモールパッケージ”で開催することになるかもしれない」と述べました。これは、名実ともに決裂することを避けるために、WTO推進派が閣僚会議の“実”を捨てて“名”だけをとる方針を検討し始めたことを意味します。 また、インドのWTO担当大臣は「農業交渉の三本柱については、全く何の進展もない。香港まで十二週間しかないことを考えると、香港でドーハ・ラウンドの合意を得ることは難しいだろう。インドは、たとえ香港会議が失敗しても、妥協するつもりはない。香港が失敗しても世界が終わるわけではない。そのときは、むしろ我々が勝つことになるのだ」とのべています。 まさに追い詰められているのはWTOとアメリカ・日本政府であり、追い詰めているのは世界中の農民と民衆です。香港行動に参加して、WTOの息の根を止めようではありませんか。
香港WTO閣僚会議行動への派遣カンパを呼びかけます百人規模の代表団になる香港WTO行動では、それに見合う通訳の確保も必要になります。ご協力をお願いします。振込先=郵便振替00100‐2‐103051 農民運動全国連合会通信欄に「WTOカンパ」と明記してください。
香港行動の日程・参加要綱※参加要綱
(1)「通し参加」12月10日出発、19日帰国 ※日程 WTO閣僚会議は13〜18日。これに抗議する大衆集会・デモが11、13、18日に予定されています。 ※参加申し込み締め切り 9月末 ※参加費 (1)15万円、(2)13万円、(3)12万円の予定 ※申し込み・問い合わせ 農民連本部 電話03(3590)6759まで
(新聞「農民」2005.9.26付)
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[2005年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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