「農民」記事データベース20050912-699-09

福岡・朝倉

三連水車夏まつり

アユ・ウナギ1万匹つかみ取りにドッと


 福岡県朝倉町で八月二十、二十一の両日、暑い日差しのなか、「三連水車夏まつり―魚のつかみどり大会」がありました。日本で唯一の現役の三連水車の近くの放水路では、アユとウナギが一万匹以上放流され、つかみ取りには一回あたり二百人ほどが参加、総入れ替えが計十回(写真下〈写真はありません〉)、見物する人もその倍くらい。

 素手でとるのが原則で、川の中で足を広げて座り、その中に魚を追い込んで捕まえたり、じっくり待つ人、ずっと追いかけまわすなど、さまざま。わが家の大学生と高校生も参加し、四十センチくらいのウナギ二匹と二十センチほどのアユ七匹を捕ってきました(写真左〈写真はありません〉)。自分たちで、ウナギの蒲焼とアユの塩焼きを作って家族みんなで食べました。

 まだまだ自然いっぱいのなかでのこの企画、おとなも子どもも水の中で魚を追っている姿は、とてもほほえましいものです。みなさんも一度参加してみませんか?

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2005.9.12付)
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2005年9月

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