「農民」記事データベース20050905-698-10

旬の味


 私の住む岐阜県可児市で八月二十一日、市議選が行われた。暑いお盆の最中、しかも総選挙の目前とあって、これまた熱いたたかいになり、私の応援する冨田牧子さん、伊藤健二さん(ともに日本共産党)が当選した▼選挙戦のなかで実感したことがある。それは、本当に国民のために働く政党・候補者が求められているということ▼当地では、ケフナの肥料とだまされて山積みされた放射性物質のフェロシルトが大問題になっている。県や業者に完全撤去を約束させた伊藤さんは市内の孤島のような部落にも入って、この問題を訴えた。すると地元の方が集まってきて「本当に撤去されるのか心配だ」「名前の連呼だけで車から降りずに通り過ぎる候補者が多いなかで、あなただけが頼りだ」と口々に語っていた▼この勢いで総選挙もがんばりたい。マスコミでは「小泉劇場」「刺客」といった言葉が飛びかっているが、私は、憲法、年金、介護、そして増税反対など、国民の目線でがんばってくれる政党・候補者を選ぶ。

(す)

(新聞「農民」2005.9.5付)
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2005年9月

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