農民との共同求め農村ツアー全国一般東京地本 千葉へ
旬の野菜バイキングで交流全労連・全国一般東京地本(室井清委員長)から、農民との共同を求めて千葉県農民連に呼びかけがあり、農村交流ツアーが開催されました。(写真〈写真はありません〉)五月二十九日、東京地本の労働者、総勢五十人を乗せたバスが、多古町旬の味産直センターの交流施設「しんのみくうかん」へ到着。まず、「全国賃金一律を軸としたナショナルミニマム」の著者・黒川俊雄さんが、「農産物価格保障をめざす労働者・国民の共同行動の前進のために」と題して特別講演。 これを受けて、千葉県農民連事務局長の小倉毅さん、東京東部共同行動代表世話人の永島盛次さん、年金者組合中央執行委員の松岡勉さん、そして全国一般労組副委員長の寺下章夫さんが、それぞれの立場から実態を報告。「農民・労働者など諸階層との共同ナショナルミニマムの確立を」と発言。おおいに盛り上がりました。 その後参加者は、レストランスタッフ手づくりの旬の野菜を中心としたバイキングに舌鼓をうち交流を深めました。「今度は、ホタルをみながら泊まりがけの学習会も」との申し出も。農村交流を通じて、お互いの要求の実現に向けて共同を進める運動の正しさが、まさに自信から確信へと変貌(ぼう)、今後に向けて新たな決意となりました。 (千葉県農民連 飯尾暁)
サツマイモの苗5000本植えました埼玉 春日部楽農倶楽部埼玉・春日部楽農倶楽部(高橋晃会長)は五月二十八日から三十日の三日間、春日部市の畑十アール余りに約五千本のサツマイモの苗を植えました(写真〈写真はありません〉)。楽農倶楽部の会員が中心となり、延べ十三人が参加しました。畝をつくり、三十センチの間隔で苗を一本一本植えていきます。初めて苗を植える人や手慣れたように植えていく人など、参加者の協力で目標の本数を植え終えました。苗(品種ベニアズマ)は千葉農民連の山田町農民組合から分けてもらいました。 農民連春日部支部の呼びかけで結成された楽農倶楽部は、サツマイモを育て、収穫する中で消費者に農業の大切さを体験してもらおうと、初めて取り組んだ行事です。 会員の人数はまだ少ないのですが、三月五日の結成時から二倍以上になっています。 (春日部楽農倶楽部 西村正昭)
(新聞「農民」2005.6.13付)
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[2005年6月]
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