百里平和農園で田植え

食糧　農業　平和　考えた！！

茨城・小川

　五月二十八日、茨城県小川町にある百里平和農園で田植えがにぎやかに行われました（写真〈写真はありません〉）。「いざ、田植え！」と銘打ったこのイベントは、今年で十二回目。農民連県青年部や百里平和委員会、民青同盟などでつくる「一緒につくろう！日本のお米」実行委員会が「田植えをしながら、食糧、農業、平和を考えよう」と主催しました。

　平和農園は民間「共用」空港が計画されている航空自衛隊百里基地に隣接｡「静かで平和な暮らしには、基地も空港もいらない」という看板が基地をにらむように立てられています。

　田植えには青年、学生を中心に子どもたちも含めて四十人ほどが参加。農民連の鈴木孝夫さんから田植えの手ほどきを受けた後、約十アールの水田にいっせいに入りました。オタマジャクシが泳ぐなか、参加者らは泥にまみれながらもわいわいにぎやかにコシヒカリの苗を植えました。「稲刈りにも来て、責任を果たしまーす」と今から稲刈りを楽しみ（？）にしている参加者もいました。お百姓さんから見れば、「もったいない」植え方になってしまいましたが、農業と平和と自然を満喫できたのは確かです。

　田植え後の交流会では、地元の百姓バンド「ヒューマンファーマーズ」が歌と演奏を披露。参加者らは昼食のカレーライスに舌鼓を打ちつつ、平和クイズも楽しみました。