田植え初体験に母子ら歓声宮崎
晴れわたった青空の下宮崎市内の田んぼに二十七人が集まりました。五月十五日、農民連と新婦人の初めての田植え。 おとなでも田植えは初めての人がほとんど。子どもたちは初体験の田んぼにゆっくりと足を踏み入れるなり「うわっ、ヌルヌルする〜」「底がひんやりして気持ちいい」と、歓声を上げます。 田植え綱の赤い目印にしっかりと植えつけ、「ホ〜イ」の合図で一斉に腰を上げて後ずさり。バランスを崩して「ベチャッ」と大きなしりもちをつく子どもたちに、笑顔があふれます。四歳の女の子がおとな顔負けの手つきでもくもくと植える姿に、「この子は、手つきがいいぞ!」とお褒めの言葉も。男の子たちはカエル捕りに夢中。 二時間ほどで「終わった!」「おなかすいたよ〜」の歓声。その後、木陰でおにぎりや地鶏の焼き鳥をほおばり、疲れを吹き飛ばして、デザートには田んぼの近くで採った野イチゴを! 参加者は、「初めて田植えをしてみて『お米』の見方、食べ方が変わりました」「収穫が楽しみだ」と。台風などに負けず豊作の稲をみんなで収穫できるよう願っています。 (農民連宮崎産直センター 吉田久美子)
雪の斜里岳を背景に種まき北海道今春の北海道は、オホーツク海高気圧の影響で低温が続いています。例年なら連休は種まき真っ盛り、とても忙しいのですが、今年は雪まで降って、七〜十日ほど農作業が遅れています。五月十三日、やっと雪が消えた畑にニンジンの種まき。バックの斜里岳は雪で真っ白。連休中に寒い日があるのはいつものことですが、斜里岳が白さを増すのは記憶にありません。とにかく早く暖かくなってほしいです。 (小清水産直センター 坂本清一)
(新聞「農民」2005.6.6付)
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[2005年6月]
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