「農民」記事データベース20050530-685-08

新婦人久留米支部

産直野菜

生産者との交流でよくわかりました


体によくて安全、おいしいわ
さらにお得!!です

 みのう農民組合の産直運動を支えてくれている新日本婦人の会久留米支部(支部長・入江妙子さん)。農民組合も、新婦人の班会の時には生産者が出向くなど、細やかな交流を重ねています。

 産直小組ニュースを担当している山本美枝子さんは、生産者との初めての交流会で、きれいなホウレン草を見て、「なぜ、こんなにきれいなんですか? 農薬とかいっぱい使ってるんでしょう?」と聞いたそうです。すると、産直に出している農家の田中保明さんが、「ホウレン草とシュンギクを一畝ごとに交互に植えるんだ。シュンギクに虫が来ないから、ホウレン草も助かるんだ」と、教えてられ、農家の知恵に感心したそうです。

 「産直をやるようになって、ずいぶん野菜を食べるようになりました。そのせいかカゼを引かなくなった」と、山本さんは言います。

 新婦人産直フェスタには、産直野菜と土を展示。この土は、除草剤をいっさい使わず、牛ふんや海草、ワラなどがたっぷりすきこまれています。ここで採れた野菜は体によくておいしいはず、と納得。

 では、経済的にはどうか? スーパーで売られている野菜と価格を比べてみました。そうしたら、なんと三百五十四円も「お得!」(表)。

 新日本婦人の会久留米支部では、「おいしくて安全、さらにお得」な産直野菜を、多くの仲間に増やそうとはりきっています。これからも、手をつないで「農」を守っていける大切な仲間です。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2005.5.30付)
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2005年5月

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