「農民」記事データベース20050523-684-11

千葉・多古町旬の味産直センター

総勢600人の大田植え

消費者・子どもたち交流会

関連/あっ ママ あったヨ にぎやかにタケノコ掘り


 「ぬるぬるしてる〜」「カエルがいたー!」――大型連休初日の四月二十九日、都会の消費者、子どもたち、総勢六百人が、千葉・北総地域で田植えを楽しました。

 参加したのは、多古町旬の味産直センターが産直している新婦人の方々をはじめ、給食に農産物を供給している小学校の児童やボーイスカウトなど。多古町、佐原市、干潟町の六カ所にわかれて稲苗を植えました。

 都会の子どもたちにとって、めったにない自然と触れ合える機会。泥に足をとられながら、一時間ほどで約五アールの田んぼは苗で埋まりました。

 秋の収穫を楽しみにしながら、産直センターの交流施設「しんのみくうかん」で野菜のてんぷらや豚汁を食べ、タケノコ掘りやイチゴ摘みも。

 この日は、「しんのみくうかん」に新設した舞台のこけら落とし。大工の室賀光雄さんが、この地域で歌われてきた「田植え歌」を披露しました。

 「すっごく楽しかった。昼食の野菜料理もたっぷりあって、大満足でした」。帰りのバスでは、そんな声がたくさん聞かれました。

(多古町旬の味産直センター 小林由紀夫)


あっ ママ あったヨ
にぎやかにタケノコ掘り

東京・茨城の新婦人が交流会

 茨城県南・阿見産直センター主催のタケノコ掘り交流会が四月二十九日開催。静かな竹林に集まった東京と茨城の新婦人会員とその家族八十人。「ママあったよ」「おじいちゃんここ掘って」と、元気な子どもの声が響きます。おじいちゃん、お父さんも張り切ってクワを振っていました。

 お昼は、タケノコ汁や焼きタケノコ、天ぷらなど、農家の母ちゃんたちがおいしい手料理でもてなしてくれました。「日本の農業を守らなければ安全・安心な食料は手に入りません。産直も十五周年、もっと多くの人と手をつないでいきましょう」と板橋支部長。農業を守り続けるとりくみが、さらに広がってほしいと強く思う一日でした。

(新聞「農民」2005.5.23付)
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2005年5月

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