「農民」記事データベース20050523-684-07

親密な関係を築けた

秋田米作り研究会生産者/関東の業者と卸


味も安全も裏切らない米を約束

 四月二十一、二十二日、秋田米作り研究会の生産者を関東の業者と卸が訪問(写真〈写真はありません〉)。そこで私たちは、とても貴重な経験をしました。

 業者と卸、そして生産者が、相互に決して裏切ることのない関係を築いたような気がしたのです。おのおのがそういう密接さを望み、その方向への発展を考えました。雪消えの田んぼでは、まだ湯気を立てている土塊にむせながら語り、昼食では酒を酌み交わして語ることができました。

 業者の方は「農民連は、農家が夫婦、親子で参加してくれ、家族的雰囲気でまとまりがよい。作る農家の顔が見えて頼りになる」と話していました。

 それはもう、本生(ほんなま)の交流で、まことに楽しいものでした。そして私たちはいま、「味も安全も裏切ることのない米」を届けるために、改めて心地よい緊張とプレッシャーを感じています。

(秋田県農民連 佐藤洋美)

(新聞「農民」2005.5.23付)
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2005年5月

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