福島県北農民連の各支部みんなで楽しく塩水選
今年もおいしい米作るぞ福島県北農民連の各支部は今年、種もみを塩水に漬ける「塩水選」の共同作業をやっています(写真〈写真はありません〉)。参加した農家からは「流れ作業でやるからラク」「楽しいし、さぁ今年もおいしい米作るぞって気持ちになる」と好評です。「塩水選」は、丈夫な苗を作るための作業。塩水に漬けると、未熟な種もみが浮いてくるので、それを取り除き、充実したもみだけ育てるのです。 底に沈んだままのもみを取り出して、水ですすぎ、MR―Xという資材に漬けます。これが共同作業のきっかけ。初めて使う資材なので、一緒にやろうとなりました。県北農民連は今年からある程度、使う資材を統一。有利販売につなげていきたいと考えています。 MR―Xは、海洋性フミンという物質で、種もみを活性化させ、雑菌からお米を守ります。しかも、お米のうまみを引き出す効果があります。 一連の作業を終え、次の作業は種まき、そして五月の連休明けには田植えが待っています。 (福島県北農民連 服部崇)
(新聞「農民」2005.5.2付)
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[2005年5月]
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