改憲のための「国民投票法案」国会提出やめよ民主団体が集会・デモ
自民党、公明党の与党に民主党も加わって、憲法改悪をねらった「国民投票法案」を国会に提出しようとしています。 四月六日、弁護士や法律家団体、労働組合や市民団体などおよそ三百人が、「憲法を改悪する手続き法案、国民投票法案を国会に提出するな!」と、国会に向けて昼休みデモ行進。農民連も旗を高く掲げて参加しました。 自民党は四日、海外での軍事介入に道を開く「改憲試案にむけた要綱」を発表。また衆議院・参議院の憲法調査会は、今月中にも五年間の活動をまとめた最終報告書を提出。改憲に向けた「憲法常任委員会」設置がもくろまれています。 呼びかけ団体を代表して、「五・三憲法集会実行委員会」の高田健さんは、「今日を第一歩に、みんなで共同して憲法を守る運動をさらに広げよう」と呼びかけました。デモ参加者は、「憲法改悪のための国民投票法はいらない!」と、道行く人たちに訴えました。 国会前では、日本共産党と社民党の国会議員が激励しました。
国民投票法とは 憲法を変えるには、憲法九六条の規定に従って、国民投票において、過半数の賛成が必要です。国民投票法案は、その具体的な手続きを定める法律です。 (新聞「農民」2005.4.18付)
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[2005年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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