3・8国際女性デー憲法9条守ろう・教基法改悪反対東京で銀座パレードと集会
三月八日は、国際女性デー。東京・銀座では、農民連女性部も参加して「銀座パレード」が行われました。参加者の手には、色とりどりの横断幕、のぼりとともに、千葉・安房農民組合から届いた春を呼ぶ鮮やかな菜の花。昼休みでにぎわう銀座通りに「憲法九条を守ろう」「教育基本法改悪反対」「男女平等を実現しよう」の声を響かせました。(写真〈写真はありません〉) 夜からの集会は、「許すな憲法・教育基本法改悪! 守ろう雇用とくらし・いのち」をテーマに、九段会館で行われ、千二百人が参加しました。 「いま、憲法・教育基本法をまもるとき」と題して講演した、九条の会の小森陽一事務局長は、改憲反対の世論が広がっていることにふれ、「草の根の運動に確信をもち、みなさんが語り部になって、自分の言葉で憲法を語ろう」と訴えました。 連帯・交流のひろばでは、各団体が決意表明やアピールを発表。「アメリカに押しつけられたからダメっていうじゃない。そのアメリカが憲法九条がじゃまだって言うんだから。残念。小泉首相は憲法守れ、斬り!」との、ギター侍にふんした出し物に、聴衆は大いに沸きました。 最後に、日本政府にたいして「日本の農業を根こそぎこわす農業版『構造改革』をやめ、WTO協定の改定、農畜産物価格の安定をはかり、日本の農業と食料の安全を守ること。BSE検査抜きのアメリカ産牛肉の輸入再開は実施しないこと」などを要求。アメリカ政府には「牛肉に対する安心・安全を保障するためにも全頭検査などBSE対策を十分におこなうこと。また、日本に対して輸入再開を押しつけないこと」などを求める決議を採択しました。 東京都足立区の天沼文さん(52)は「小森さんの話は、わかりやすかった。三月二十六日の有明コロシアムの集会には、友人も誘って参加します」と話していました。
(新聞「農民」2005.3.21付)
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[2005年3月]
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