「農民」記事データベース20050321-676-05

新婦人山梨県本部が産直学習会

国内生産ふやし自給率向上を

上山食健連事務局次長が講演


 新婦人山梨県本部が主催する産直学習会が二月二十七日、甲府市で開かれました。講師は、食健連の上山興士事務局次長。山梨で独自に新婦人産直学習会を開いたのは、今回が初めてです。

 「輸入食品の実態と大切にしたい日本の農業」と題した上山さん(写真〈写真はありません〉)の話は具体的でわかりやすく、真剣にペンを走らせるお母さんたち。「旬の味が輸入食品の氾らんで失われている」「国内生産を増やし、自給率をあげるための産直を新婦人と農民連で」「命を育む源である食糧を外国に握られて、何で民族の独立があるのか」。迫力満点の講演でした。

 講演の後は、産直品を使った試食会。事務局が朝から仕込んだ、たっぷりな料理に舌鼓。生産者紹介、食材紹介と交流も行われ、「こんなにおいしいなら、私の班で『私のたんぼ』五区画増やせるよ」という声もあがっていました。

(山梨農民連 津久井裕)

(新聞「農民」2005.3.21付)
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2005年3月

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