外国の移住労働者の権利守れ首都圏移住労働者ユニオン事務所開き
首都圏移住労働者ユニオンは、日本で働く世界各国の移住労働者の権利と尊厳を守るとりでです。今春、事務所を東京・池袋に移し、二月十八、二十五日、事務所開きが行われました。(写真〈写真はありません〉) 参加者の一人でトルコ政府の迫害から日本に逃れてきたクルド人のメフメット・クリンチ氏は、「難民として渡航したが、日本でも迫害を受けている」と言います。移住労働者が、重労働・低賃金、労働者の権利を無視した労働環境に苦しんでいることを訴えます。 川崎俊二委員長は、オーバーステイ(入国管理局がいう「不法滞在」)の移住労働者が常に周囲を気にし、心が休まることなく、弱みにつけこまれ、「不法」に働かされている実態を紹介。「なんでも相談してほしい。新しい事務所が、移住労働者の憩いの場となるようがんばります」と川崎氏は述べました。 また、川崎氏は、農村の移住労働者の問題にふれ、「農民連と交流を深め、情報を交換していきたい」と語りました。 連絡先 電話03(5950)5671
(新聞「農民」2005.3.14付)
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[2005年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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