「農民」記事データベース20050314-675-02

自給率署名が31万筆突破

食健連 第2次分を提出・議員要請


 共産党など紹介議員3氏が激励

 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(食健連)は三月二日、都内で第二次自給率向上署名提出行動に取り組みました。

 参加者は、国民大運動実行委員会による衆院議員会館前の要請行動に合流。農民連の笹渡義夫事務局長が、食料自給率の目標をカロリーベースから金額ベースに置き換えようとしている政府の姿勢を批判。「自給率向上を求める世論を高め、日本の食と農業を守ろう」と、署名への協力を呼びかけました。その後、食健連は、衆院各会派の農水委員を訪問。署名への賛同と紹介議員を引き受けるよう要請しました。

 交流会では、署名が三十一万筆を超えたことが報告され、全農協労連の老田弘道委員長は「コメ輸入自由化反対以来の署名数。目標を棚上げにしようとする政府とのせめぎ合いになっている。さらに運動を強めよう」と呼びかけました。

 紹介議員の三氏も出席。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は「日々の地域での運動が私たちを励ましている。力を合わせてがんばろう」と参加者を激励。紙智子参院議員は「参院で審議される負担押し付けの新年度予算案の問題点を明らかにしたい」と決意をのべました。

 民主党の山田正彦衆院議員は、自給率向上の必要性を強調したうえで、「島村大臣の罷免を求めて、一緒にがんばろう」と訴えました。社民党の山本喜代宏衆院議員は秘書が参加しました。

(新聞「農民」2005.3.14付)
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2005年3月

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