読めば読むほど勉強になります
新聞「農民」読者会
庄内米のおにぎり食べながら
横浜市の2つの保育園
山形・庄内産直センターがお米を供給している「緑園なえば保育園」と「苗場保育園」(横浜市泉区)の保育士さんや職員が参加して、二月一日、新聞「農民」の読者会が開かれました。園長の青木マリ子さん、馬場薫さんをはじめ「新聞をはじめて見ました」という保育士さんも含めて十五人が集まりました(写真〈写真はありません〉)。
はじめに庄内農民センターの佐藤光雄さんが、庄内地方の様子や新聞「農民」の魅力などを紹介。「まだ読んでいない人は、この機会にぜひ読者になって」と、呼びかけました。
「新聞『農民』は、読めば読むほど勉強になります」という本田りえさんは、「農業でも保育でも憲法九条のことでも、いい方向にはなっていない。もっと勉強して運動を広げたい」と話します。十二月から読者になった栗田和枝さん。「家に配達されると、農家出身の主人も読んで家族に広がっています」とうれしそうに話してくれました。
二人の子どもといっしょに参加した宮尾由紀さんは、「パン大好き人間でしたが、庄内のお米を食べてから三食ごはんです。でもお米がペットボトルの水より安いと知ってショックでした」と、読者になってくれました。また「横浜市の学校給食がひどくて、卒園していく園児たちが心配」と話す栄養士の日下なおみさんも自宅で読むことに。
読者会では、庄内米でつくったおにぎりを食べながら、新聞「農民」を読んだ感想から始まり、お米のことや学校給食のこと、そして田植えや稲刈り体験交流のことまで話題が広がり、五人の読者が増えました。佐藤光雄さんは、「これからも産直を生かして読者会を開いていきたい」と話しています。
(新聞「農民」2005.2.21付)
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