交流 連帯 熱気ふるさと自慢の味楽しむ大会記念レセプション
一月十二日の農民連大会記念レセプション「ふるさと自慢市」には、四十七都道府県の地酒、料理、加工品をはじめ果物、野菜などが出品され、大会参加者は、全国各地の味自慢を楽しみ、百人を超える来賓の方々とともに交流しました。
地酒、料理、果物、野菜の逸品ズラリ沖縄パイン、インゲン、柿酢などを並べた九州・沖縄の店。「沖縄で採れたインゲン。色も青々として新鮮です。味もぜひたんのうしてもらいたい」と話すのは、福岡農民連の西島由紀夫さん。福岡のイチゴ、冷凍された富有柿はあっという間になくなりました。愛媛の伊予柑、高知の文旦などミカン類が並ぶ中国・四国。限定百五十食、香川の讃岐うどんには、長蛇の列ができます。 近畿では、兵庫の丹波特産、黒豆の煮豆をはじめ魚の加工品(京都)が好評。サバをぬかで漬け、みりんなどで本漬けしたサバの香味漬けや、イカのなかに海産物を詰め、酢を合わせて味付けした「いかすくん」に、参加者は舌鼓をうっていました。 東海・北陸では、お茶の産地、静岡の無農薬紅茶が人気。藤枝農民組合の鈴木宏子さんは「めずらしい国産の紅茶。ミルク、砂糖なしでも飲みやすい」とアピール。長野は、白毛餅を参加者に配布。上伊那農民組合産直センターの渡辺光博さんは「古代米から作った信州農家秘伝の餅。減農薬、減化学肥料で、こくのあるうまみと香りが特徴です」と宣伝します。 「群馬産のマイタケで作ったマイタケ汁は、手作りのみそとだしが効いています」と話すのは、群馬農民連の木村君江さん。ほかに関東からは、落花生、手作りカステラ、祭りずし(千葉)など盛りだくさん。神奈川のハム、ソーセージもオードブルに花を添えました。 北海道・東北からは、ゴーダーやモツァレラなど種類が豊富な手作りチーズ、ハルユタカ小麦で作ったパンなど北海道オリジナルを出品。ビート(砂糖ダイコン)から作った砂糖も好評です。参加者は、岩手の黒米餅の味も楽しんでいました。
芸達者が歌や演奏を披露舞台には、茨城・県南農民組合の飯野良治さんが作ったオブジェが飾られ、前進座の勇壮な太鼓が開会の合図。盛大に鏡割りが行われ、農業・農協問題研究所の暉峻衆三特別会員(前理事長)の音頭で乾杯しました。群馬農民連・下田嘉丈さんのハーモニカ、農民バンド・ヒューマンファーマーズなど、全国の芸達者たちが心を和ませる演奏を響かせて、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員をはじめ、来賓の方々からたくさんの祝辞が寄せられました。
(新聞「農民」2005.1.31付)
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[2005年1月]
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