国内農業を大切に育てて食料自給率向上の声大きく
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は一月五日、東京・新宿駅西口で、新年最初の「食料自給率向上署名」に取り組み、農民連など各団体から二十人が参加しました。 各弁士は、災害やBSE、残留農薬など、食の安全をめぐる問題が相次いだ二〇〇四年を振り返り、「国民が毎日食べる安全な食料を、安定的に生産し、供給するために、今年こそ、国内の農業を大事に育て、食料自給率を高めましょう」と呼びかけました。 道行く人々は、次々と足を止め署名。応じてくれた人には、静岡産のミカンを手渡しました。 署名した主婦の金井賀代子さん(70)=東京都渋谷区=は「各地の災害の様子をみていると、食料の大切さを実感します。自給率が低かったら大変なことになります。台所の問題も、政治に深く結びついています。私たち消費者が政治に関心を持たないと」と話していました。 一時間余りの宣伝で三百三十八人分の署名が集まりました。
インド洋大津波 災害支援訴えまた、スマトラ島沖地震・大津波災害への支援募金にもとりくみ、約四千円のカンパが寄せられました。
(新聞「農民」2005.1.24付)
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[2005年1月]
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