農民連ふるさとネット新婦人産直情報交流会協議し、大いに販路を広げよう
都会の消費者の目は田舎に向いている農民連ふるさとネットは十二月九〜十日、都内で新婦人産直情報交流会を開催。二十二都道府県三十五組織から六十一人が参加しました(写真〈写真はありません〉)。新日本婦人の会の高田公子会長が連帯あいさつ。高橋清・ふるさとネット副代表の基調報告(別項)に続いて、福島農民連産直農協の根本敬さん、神奈川農畜産物供給センターの松下憲司さん、京都産直センターの民谷清治さん、千葉・多古町旬の味産直センターの小林由紀夫さんが取り組みを報告。参加者の質問に答え、討論しました。高田会長は、「今年、高知県で米産直が始まり、農民連のみなさんとの産直がすべての都道府県、まさに全国規模の展開になった」と述べるとともに、若いお母さんに産直ボックスを定着させる新婦人側のとりくみも紹介。 根本さんは話し合いの大切さを強調し、民谷さんは「新婦人への甘えはないか」と問題提起して、こまめに開いている交流会の様子を報告。松下さんは、消費者の要望にこたえて品質を向上させている努力を述べ、小林さんは「いま都会の消費者の目は田舎に向いている。積極的に情報を発信していくことが大事だ」と呼びかけました。 参加者は、先進の経験に学んで、自らの活動に取り入れようと熱心に討論。「気持ち的にも学ぶことが多く、がんばろうと励みになった」「定期的な協議がないことが、思いが伝わらない原因だと実感した」「新婦人とよく話し合い、大いに販路を切り開きたい」といった感想がたくさん寄せられました。
(新聞「農民」2005.1.24付)
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[2005年1月]
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