野積みされた玉ネギ、カボチャ、腐りかかった産物にびっくり奈良県農民連の女性部 神戸港倉庫を見学
奈良県農民連女性部が主催した「神戸港倉庫見学会」が十二月六日行われ、農民連組合員や新婦人会員など二十四人が参加(写真〈写真はありません〉)。港では、元神戸税関職員で兵庫食健連事務局長の柳沢尚さんらの案内で、輸入農産物が積まれた現場やくん蒸倉庫などを見学しました。 おびただしい量のカボチャ、タマネギが積まれた状況やくん蒸倉庫の鼻をつく刺激臭に参加者はびっくり。なかには腐りかかり、「返品」と書かれた輸入品もあります。 見学後、近くの研修室で柳沢さんの話を聞き、農産物輸入の異常さと危険性を痛感。小西明子さんは「トンガからのカボチャ、韓国のハクサイ、中国のゴボウ、アメリカのブロッコリーが山積に。病害虫を駆除するために青酸ガスや臭化メチルなどでくん蒸処理するとのこと。食の安全を考えると、自給率を上げ、なるべく地産地消を進めていかなければ」と語っていました。 (奈良県農民連 松尾忠)
(新聞「農民」2005.1.10付)
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[2005年1月]
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