新潟・中越大震災救援ボランティアしたい!
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これは、青年農業者の板垣雅俊さんの「新潟でボランティアをしたい」という熱意に、「それじゃあ」と組合員に呼びかけて実現したもの。八人の組合員が参加しました。
トラック三台に五百食分のイモ煮の材料と二百キロの米・もち米、リンゴ三十箱などを満載して新潟入り。「全国からボランティアが支援に入っているが、満足な食事をしていない」ということで、川口町が設置しているボランティア・センターで炊き出しを行いました(写真左〈写真はありません〉)。
ここで威力を発揮したのが、JAから借りてきた大鍋。あたたかいもち入りイモ煮は大好評で、「お代わり自由。いっぱい食べてがんばろう」の激励に、笑顔で「おいしい」と応える被災者やボランティア。その笑顔に、盛り付けを担当した板垣さんも満足そうでした。
また、つきたてもちを三百パック用意して入居したばかりの仮設住宅を訪れ漬物とセットにして届けると、「お昼前だったのでありがたい。もちが食べられるなんて」と感謝されました。「後片付けに追われて新年を迎える準備ができない」という被災者のところへは、障子張り替えのボランティア。まったくの素人でしたがすぐに慣れ、二時間で十枚の障子を張り替えることができました。
積雪が二メートルを超えるこの地域で、被災者の苦労はまだまだ続きます。わずかな期間でしたが、寄せられた義援金や物資とともに私たちの思いは伝わったと思います。
[2005年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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