農業の現状をもっと知らせよう愛知消費者大会
季節はずれの嵐が残した強風が吹き荒れる十二月五日、愛知県豊橋市の市職員会館で、第三十五回愛知県消費者大会東三河分科会が、約百人の参加で開催されました。今年のテーマは、国際コメ年にちなんで「お米食べてますか? お米から世界と日本が見える」です。愛知農民連も呼びかけ団体の一つとして参加しました。 冒頭、農民連の笹渡義夫事務局長が「国際コメ年の今、みんなで考えよう! 米・農・食料」と題して講演。会場からは「非常に興味のある情報を聞けてよかった」「日ごろからこういった情報を入手できる環境を作りたい」といった感想や質問が出されました。 講演の後、「ひとめぼれ」「あいちのかおり」を試食しながら、地元から豊橋農協と新城農民連の米作り、減農薬米の共同購入活動、お米のパン作り、消費者の声などが順次発表されました。 こういった催しをもっと開催して、農業のおかれている状況を少しでも多くの消費者に知ってもらう必要があると痛感しました。 (東海ブロック編集協力員 野澤優=愛知・新城農民連)
05年版“税金の手引き”できました〇五年三月申告用の、農民連の「確定申告の手びき」(写真上〈写真はありません〉)と「農業収入・支出帳簿」(写真下)ができました。「手びき」は、税金をめぐる情勢や納税者の権利を分かりやすく解説するとともに、税制の変更点を踏まえて改定。「帳簿」は、消費税の計算欄も掲載しています。今年の確定申告は、米価暴落や相次ぐ自然災害など、農業経営が重大な打撃を受けているなかでとりくまれます。また、小泉内閣は、消費税の免税点を一千万円に引き下げ、消費税増税や各種控除の削減・廃止の動きを強めており、悪政から農家を守る農民連の税金のとりくみがますます重要になっています。 「手びき」「帳簿」の注文・問い合わせは、都道府県の農民連にお願いします。
(新聞「農民」2005.1.10付)
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[2005年1月]
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