消費税の大増税食い止めよう各界連シンポ 運動さらに広く 熱気ある発言
「消費税は亡国税、消費税の大増税を食い止めよう」―十一月二十九日、東京・全国教育文化会館で、「消費税大増税は許さないシンポジウム」が開かれました。政府税調が二十五日に大増税答申を出したなかで、消費税廃止各界連絡会が主催したもの。会場いっぱいの二百二十人が参加しました(写真〈写真はありません〉)。 パネリストは、日本大学教授の黒川功さん、日本共産党参議院議員の小池晃さん、大阪市立大学名誉教授の柴田悦子さん、全労連調査政策局次長の伊藤圭一さん、全商連副会長の太田義郎さんの五人。 黒川さんは、「消費税は売上げ規模が小さいほど転嫁できず、経済的弱者に負担がかぶさる税金だ」と解明。小池さんは、「消費税をめぐるたたかいが政治を変えてきた。このたたかいに勝利して、新しい政治の流れをつくろう」と、スライドを使って呼びかけました。柴田さんは暮らしのなかから見た消費税について、伊藤さんは労働者の状況悪化と消費税について、太田さんは憲法が国民に求めている税と社会保障について、それぞれ報告しました。 会場からは八人が発言。各地の宣伝・署名活動や生活実態調査などの取り組みが紹介され、定率減税の廃止など増税による国民負担を許さない運動をさらに広げようと、熱気に包まれました。
(新聞「農民」2004.12.20付)
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[2004年12月]
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