「農民」記事データベース20041213-664-15

労・農・商代表が交流

第49回働く女性の中央集会

農家の山下さんも発言


 「くらしと平和を守る女性の力を広げよう」――。第四十九回はたらく女性の中央集会が十一月二十〜二十一日、長野市で開かれました。一日目は七つの分科会で交流し、二日目は全体会(写真〈写真はありません〉)を開催。のべ千三百人が参加しました。

 「女性労働者も、業者・農民も働く喜びと女性の地位向上を」の分科会では、助言者の川口和子さん(女性労働研究所)を囲んで、労・農・商の女性たちが交流。石川津由子さんはNTTのすさまじいリストラの実態と労働者のたたかいを、業者婦人の小野百合子さんは自家労賃の問題と民商婦人部のとりくみを報告。

 農家の山下豊江さんは農産物の価格下落で農家の手取りが減り、その一方で食の安全が大問題になっていることを指摘して、「食料をもうけの対象にしてきたからだ」と告発。そのうえで山下さんは、顔が見える関係で販売することで、農家の手取りが増え、またそのこと自体が楽しみになっているインショップのとりくみを紹介しました。

 労働者、農民、業者が連帯して女性の地位向上と男女共同参画の社会を実現すること、そして平和であってこその地位向上であり、憲法改悪に反対する運動を強めていくことを確認し合いました。

(農民連女性部長 高橋マス子)

(新聞「農民」2004.12.13付)
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2004年12月

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