「農民」記事データベース20041129-662-07

憲法改悪に反対 全国交流集会

学習会、宣伝、署名…諸要求と結び運動広く


 「憲法まもれの運動を草の根から広げよう」―労働組合や民主団体でつくる「憲法改悪反対共同センター」(事務局・全労連)は十一日、東京都内で、三十六の都道府県と四十四の団体から百七十四人が参加して、「憲法改悪に反対する運動全国交流集会」を開きました。(写真〈写真はありません〉

 集会は、当面の取り組みとして、(1)無数の学習会を開催、(2)あらゆる地域・分野に共同をつくる、(3)住民過半数の署名と多彩な宣伝、(4)農業を守れなど諸要求と結んで―などを確認。そして各地域・職場の取り組みが次々に報告されました。

 長野県の「憲法九条を守る県民過半数署名をすすめる会」の栗岩恵一さんは、「県内のどこで『会』が結成されているかつかめないところが、憲法を守る運動の特徴」と述べ、飯田・下伊那地域や辰野町、長野市などでの取り組みを紹介。大阪憲法会議の薮田ゆきえさんは、寝屋川市で校区ごとに「会」が結成されていることや青年の「どないやねん? 憲法」学習会の取り組みを報告。全日本民医連の清水洋さんは、農民連などと協力して憲法グッスや「九条食べ物・飲み物」を販売する活動を紹介しました。

 また、「会員みんながピースチャレンジャーに」を合言葉に、隣り近所に広げる署名・宣伝活動を進めている(新婦人)など、さまざまな運動が交流され、さらなる前進を誓い合いました。

(新聞「農民」2004.11.29付)
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2004年11月

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