「農民」記事データベース20041129-662-06

食料自給率向上で日本農業の発展を

埼玉食健連が宣伝・署名


採れたて野菜サービス
通勤途中の人たち “地元産の方が安心”

 農林業と食糧・健康を守る埼玉連絡会(埼玉食健連)は十一日、さいたま市の浦和駅西口で、「自給率向上国民署名」に取り組みました。(写真〈写真はありません〉

 ニラ、ネギ、お米、大根など、採れたての旬の野菜を並べ、「埼玉の農民が精魂込めて作った野菜です。日本の農業を守るためには、食料自給率の向上が必要です。署名にご協力を」との呼びかけに、帰宅途中の人々が次々と足を止め、署名に応じる人たちで膨れ上がりました。

 署名した人には、野菜をサービス。ネギやユズを手にした、川口市の岡訓子さん(57)は「小泉さんは、日本の農業を壊そうとしていますが、日本の農業と、自分の体を守るためには、自給率をあげなければ。地場の野菜の方が安心。青々とした野菜をいただいて本当にうれしい」と話していました。

 一時間足らずで、野菜はすべてなくなり、三百人分の署名が集まりました。

 宣伝に取り組んだ、埼玉農民連の松本慎一事務局長は「予想以上に署名に協力してくれて、大成果でした。港見学などに取り組み、引き続き、自給率向上を求めていきたい」と抱負を語っていました。

(新聞「農民」2004.11.29付)
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2004年11月

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